2019年12月30日月曜日

パソコンを買いました


最近パソコンを買いました。
これまでのパソコンは2011年に購入したもので故障とかはないのですが
データの容量も多くなり、消失すると大変なことになる恐れがありますので
購入を決めました。

それにしてもよく働いてくれました。
資料を作成するだけでなく、絵を描いたり、音楽と映像を組み合わせたり
今年のすべてのアウトプットは、この1台から創り出されたものです。
すごいなぁと、つくづく思います。

来年からは少しずつ移行しますが、どんな新しいことを創り出せるのか
夢はまだまだ続きます。

今年1年、ブログをご愛読いただきありがとうございました。
新しい年での皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

2019年11月10日日曜日

市民文化祭を終えて


今年の市民文化祭(パソコン部門)は11月8日~10日の3日間
行いました。倶楽部創立20周年の記念作品展を一緒にやりまし
たので期間を従来より長めにとりました。ご来場いただいた皆様
にはこの場を借りまして厚く御礼申し上げます。

今回は記念事業ということもあり、各支部ごとにひとつの作品を
共同で制作していただきました。最初はどのようにするか戸惑いも
あったようですが最後まで楽しくできたと思います。

さらに伊勢崎市のパソコン絵画愛好会の皆さんに作品を展示いた
だき、交流会を行ってこれまで以上に内容の濃いものとなりました。
関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。

パソコンをとりまく環境は大きく変化しておりますが、これからも
皆さんと一緒に楽しんでいきたいと思います。


2019年10月21日月曜日

演劇のこと(本番)


演劇の初日が近づくと稽古にも熱が入ります。
後から振り返ると本番の2,3日前から急激に完成度が上がったような
気がします。台詞と動きは既に俳優の身体に染み込み、後は、
どうやって自己表現するかにかかってきます。

プロの演出家、曰く「あり得ないことを、さもありそうに演じる」
これが演劇の神髄だそうです。
「あり得ないことを、あり得ないように演じる」のは三流の役者という
ことでしょうか。

何とか10月19日、20日と2日間の公演を無事に終了することが
できました。私は進行に合わせた映像を担当しましたが、お客様から
宮沢賢治の世界(今回の演劇のテーマ)感がでていて、とても良かったと
お褒めの言葉を頂戴し、うれしく思います。とても勉強になりました。

2019年10月13日日曜日

台風19号


台風19号により佐野市は甚大な被害が発生しました。
私の家から歩いて10分ぐらいのところに、ニュースで大きく報道
された秋山川の決壊現場があります。

濁流が流れだし、住宅や車は土砂に埋まり現実とは思えない光景を
目の当たりにしました。上空では防災ヘリが停止し救助用のロープを
下しています。組み立て式のボートで避難者を運んでいる姿も見え
ます。

前夜、佐野市全体に避難指示が出されましたが他人事のように
思えて避難はしませんでした。そのうち市内各所の避難所が危険の
ため閉鎖となり別な避難所への指示が出されて、はじめて事の重大
さを知ることになります。

被災された多くの方へ、心よりお見舞い申し上げます。


2019年9月1日日曜日

8月の記憶


クルーズ船でゆっくりと太田川をのぼり、次第に原爆ドームが
姿を現してくると重苦しさで言葉を失いました。

私が広島を訪れたのは5年前の8月5日、平和記念式典が
行われる前日でした。船首がゆっくりと向きを変え、下船場に
近づくとその先には宗教団体が打ち鳴らす重く畳み掛けるような
団扇太鼓の音や、女性合唱団の清らかな歌が響き渡って異様な
ほどに緊張感のある空気が漂っていました。

蝉が休みなく重なり合って鳴いている道をゆっくりと歩きながら、
一瞬にしてすべての音が消えた時を想い胸が張り裂けそうに
なります。瓦礫に記憶された事実を淡々と語る広島の方の深い
悲しみや絶望を想うとやり切れない思いです。

鮮明に記憶された8月です。

2019年8月30日金曜日

演劇のこと


最近はいろいろな分野の方と一緒に仕事をすることが多くなりました。
これまで、フルートやピアノ、和楽器(箏、三味線)と演奏会を行って
きましたが10月には演劇の舞台映像を担当することになりました。

映像を作るのではなく舞台背景として写真や絵画を壁にプロジェクタで
映写する担当です。
映像の進行に合わせて映写しますので、内容を理解するために台本を
渡されました。先日は練習にも立ち会わさせていただきました。

台本を読むうちに、これを演じる方の技量と努力に圧倒されました。
自分では、とうていこの台詞をすべて暗記し、しかもお客様の前で演じる
ことなど全く不可能だと思えたからです。

それぞれの分野で活躍されている人の才能と努力を見せつけられて、
自分のやっていることに自信を失う日々ですが、落ち着いて考えてみると
何か人間の無限の可能性を目の当たりにしたようでうれしくもあります。

ただ、自分にはできないことが多すぎますが・・・



2019年7月26日金曜日

初めての国際交流


「真の国際交流は恥ずかしさを通り越した向こう側にある。」
この言葉は文化協会の田沼先生から教えていただいたものです。

7月25日に日独スポーツ少年団国際交流会(ドイツの青少年が
全国各地を訪問しホームステイしながら日本の青少年とスポーツを
通して交流を深める)が佐野市で行われ、歓迎パーティのアトラク
ションで邦楽を演奏しました。私は箏と三味線にあわせて会場に
写真や歌詞を映写する担当でした。

挨拶は思い切ってドイツ語に決めましたが思った以上に準備が
大変でした。ドイツ語への翻訳は通訳の方にお願いしましたが、
発音のカタカナ読みを教えていただき何回も練習しましたものの
どうもうまくできない。
意味が分からないとだめだと思い単語の意味も確認しました。
それでも本番で通じるのかとても不安でした。

いよいよ進行が挨拶になり、手元の原稿を見ながら必死で話し始め
ましたが、私を見るドイツの青年が何か不思議そうな顔をしている
ことにすぐ気が付きました。しまった、全然通じていないと内心焦り
ましたが、ここまできたら読むしかありませんので最後まで読み通し
ました。

焦りました。

後で聞いた話では、ドイツ語で挨拶が始まったので驚いたそうです。
ドイツの皆さんは大変喜んでお帰りになったと聞きました。

恥ずかしさを通り越してドイツ語で挨拶して本当に良かったと、今は
思っています。



2019年6月15日土曜日

極める


先日、三味線と箏の体験講座を開催しました。
初めての方に「さくらさくら」の演奏方法を教えるという
企画です。
1時間ぐらいでしたが最初は恐る恐る楽器に触っていた
受講生も慣れてくると上手に弾きこなしていました。

三味線の手のポジションは難しいですから初心者用に
指の位置はシールを貼ってわかるようにしてあります。

和楽器は音の調整が難しく極めるのは大変ですね。
何事も極めるのは長い時間と努力が必要だと痛感しました。

2019年5月25日土曜日

長崎


長崎を2泊3日で旅行してきました。
薔薇のハウステンボス、大浦天主堂とグラバー園、出島・・
良く知られた観光ルートですが、2日めはグラバー園の近くに
宿をとりましたので早朝散歩をしました。

グラバー園に向かう坂道の途中に大浦教会があります。
今朝6時からのミサに参列した方でしょうか、教会の階段を
3,4人のご婦人が優しく穏やかな笑顔で降りてきます。
そっと協会の扉を開けて中に入ってみました。
正面には控えめではありますが朝日に輝くステンドグラス。
ひとり静かにお祈りを捧げる後ろ姿が見えます。

そこには、長崎の何気ない日常の生活の中に溶け込んだ
人々の深い信仰がありました。
激しい弾圧に耐えながらも信仰を捨てなかった人間の心の
誠実さをみたようで感動的でした。

2019年4月30日火曜日

平成の時代


平成の時代が終わります。
30年を振り返ると、そのうちの実に3分の2はパソコンに向き合っていた
時代でもあります。倶楽部を創設してから20年。当時はパソコン全盛期、
それがスマホに置き換わり時代は大きく変わりつつあります。

中高年の楽しみも大きく変わりました。
デジカメが手軽に買えるようになり写真を楽しむ方も増えました。
特に女性の写真愛好家が目立つようになってきました。

令和の時代が始まります。
中高年の楽しみをどこに求めればいいのか・・
悩ましい時代でもあります。


2019年4月16日火曜日

何かいいことありそうな


最近、朝5時過ぎに起きて歩き始める習慣がつきました。
この時間になると東の山から太陽が昇り、元気いっぱいに
光輝きだします。

この輝きを全身に受けるため東に向かって歩き出します。
くねくねと曲がるのも嫌なので真っ直ぐな道を歩きます。

一回りしてくると、ちょうど6時ごろになり遠くお寺の鐘の
音が聞こえてきます。

何かいいことありそうな
1日の始まりです。



2019年4月14日日曜日

フレッシュ


この時期、朝の通勤時間帯に電車に乗ると真新しいスーツを
慣れなく着込んだ新入社員をよく見かけます。
研修期間でしょうか、何人か集まって電車を待つ姿が初々しいです。
新人のころをふと思い出す季節です。

上司と連れ立って、お客様のところへプレゼンに行くような会社員の姿を
見ると、現役を遠のいた自分が少し寂しくもあります。


定年退職して1年が過ぎました。
電車に乗ることもなくなりましたので、そんな初々しさを感じることも
なくなりました。

4月。
新しい年度のスタートです。私にもフレッシュなスタートが待っていました。


2019年3月27日水曜日

一通の通知


やっと陽ざしが柔らくなった昨日 市役所から一通の通知が封書で
届きました。

介護保険被保険者証の交付について
同封されてきたのは「介護保険被保険者証」

全く予想もしていなかっただけに衝撃でした。
え?介護保険?
確かに今月で65歳になりましたが、自分が介護されるという意識は全く
なかったものですから、正直戸惑いは隠せません。
自分では年齢を意識していなくても世の中の基準からしたら前期高齢者。
違和感があると駄々をこねても65という数字には言葉を飲み込みます。

65歳はひとつの節目になるようです。
年金は、受給時期を延期していましたのでこれから受け取りが始まります。

考えてみれば、この齢で病気もなく そこそこ健康でいられるのはありがたい
ことです。ただひたすら感謝ですね。

2019年3月12日火曜日

穏やかな顔


赤ちゃんが寝入った顔はとても穏やかです。
感情がすうっと消えて白紙のような心が見えるようです。
肌が柔らかくてきれいですから、余計にそう見えるのかもしれませんね。

大人はそうはいきません。
いろいろな感情が刻み込まれて、きっと人に見られたくない寝顔をしている
のでしょうね

せめて最後は赤ちゃんのような顔に戻りたいな・・・

そう思います。

2019年2月28日木曜日

金剛力士立像と風神雷神


先日のブログで赤子が全身で泣く姿のことを書きましたが、この姿は
何かに似ているような気がしてずっと気になっておりました。

先日ふと金剛力士の姿を思い出しました。
皆さんは東大寺の南大門に安置された阿形、吽形の金剛力士像を
ご存知かと思います。あの力んだ姿を思い出したのです。

もしかしたらこの像は赤子の泣く姿をモデルにしたのかと思い、
あらためて写真を見てました。
驚くことに運慶・快慶には大変申し訳ないのですが赤子に比べれば
はるかには力が抜けているような気がしてなりませんでした。

むしろ俵屋宗達の風神雷神の方が、赤子の全身に力を入れた姿に
似ているような気がしていますが、いづれにしても赤子の激しく泣き
叫ぶ姿には負けるようです。宗達にも申し訳ないですが。


赤子の生命力の強さをあらためて感じた次第です。





2019年1月31日木曜日

卒業


倶楽部で最高齢の深田さんが退会することになりました。
年齢を重ね、パソコンをやることが難しくなったとのことです。

先日の例会のときに御挨拶に来られました。
倶楽部発足時から参加され、永年会長としてサークルの
取りまとめにご尽力された方です。
真面目な方です。


深田さんのために卒業式を行いました。
感謝状と花束を贈呈し、会員を代表して心から感謝申し
上げました。

退会ではなく卒業・・
言葉は格好いいですが・・
永年一緒に活動してきた人生の先輩が、退会されることは
本当のところ、寂しいです。
その寂しさを正面から受け止めたくないので卒業という言葉を
使わさせていただきました。

楽しい時間を共有してきた方が去るのは、限りなく寂しいです。
どうぞ、深田さん いつまでもお元気で。










2019年1月25日金曜日

全身で泣く


昨年12月3日に次女に女の子が産まれ、10日には長女に男の子が産まれて
年末年始は慌ただしい毎日を過ごしてきました。

産まれてすぐから、赤ちゃんは顔を真っ赤にして手足いっぱいに力を込めて
泣きじゃくります。初めてママさんになった人が最初に困惑する時だと思います。

足の指先までめいっぱい力を入れて泣いている姿を見ると、人間が一生のうちで
ここまで全身で泣くことは赤ちゃんの時にしかないと不思議な気持ちになります。

何を思ってか、突然にこっと微笑むこともあります。

素直と言うよりも自然な感情表現に、自分の原点を見たような気もします。
泣きたいときは泣けばいい

今度、大泣きしてみようかしら



2019年1月3日木曜日

こころの余裕


昨年の12月は、とても忙しい毎日を過ごして参りました。
それでも親しい方達とお茶をする時間があり、さりげない
会話を楽しんでいた時のことです。

向かいに座った方が、ふと私の指先に目が留まったような
気がして、気になったものですからそれとなく私も視線の先を
追ってみました。はっとしました。

爪が伸びていたのです。

私は爪が伸びているのはあまり好きではないので、こまめに
切るのですが、ここまで伸びる前に自分でも気が付かなかった
ことがショックでした。

こころの余裕のなさは、こんなところに現れるのですね。






2019年1月1日火曜日

感動


新年明けましておめでとうございます
気ままなブログで申し訳ありませんが、本年もどうぞ
よろしくお願い申し上げます。


随分前から、コンサートやミュージカルを観に行って
感動の涙を流すことが多くなりました。
年齢的にそうなるらしいのですが、必ずしもそうでは
ないような気がします。

その人がこれまで経験してきた悲しさや喜び、楽しさ、
そういう感情があってこそ同調できる感動があるような
気がします。深い悲しみや苦しみを経験したことが
ない人に、深いため息のような感情は湧き上がらない
でしょう。偏見かもしれませんが。

それともうひとつ
決して手を抜かず物事に真摯に向き合っている姿に
感動を覚えることがあります。
先日、劇団四季を観てきましたが、感動したのはその
内容もさることながら、出演者が全力で演じてる姿に
感動してきました。


最近は、皆さんに作品や映像を見せる機会が多くなって
きました。決して手を抜かず作品に真摯に向き合うことを
忘れてはいけないと思います。