2016年6月28日火曜日

芸術写真


先日「Moro写真クラブ 第9回 写真作品展」に行ってきました。
驚きでした。
どの作品も素晴らしく、身体がぞくぞくして鳥肌がたちました。
これまで機会があればいろいろな写真展に足を運んできましたが、
今回の作品展は人を感動させる何かがあって、とても見応えの
ある作品ばかりでした。

風景の写真がほどんとですが、詩情に溢れ、まるで水彩画や
油絵、さらには水墨画を観ているようです。
自然の持つエネルギーや静寂、そして恐ろしいまで緊張感を感じます。

素晴らしい写真はひとの心を動かします。
そんな1枚を写してみたいものです。



2016年6月6日月曜日

畳縁

「聖観音菩薩」を描いてみました。

今回はA3ノビサイズのマット紙に印刷し、ラワンの板に貼ってみました。
戸襖(板襖)のイメージでしたが、いかにも貼った感があって品格が
ありませんでしたので、畳縁を左右の縁に貼ってみました。

仕上がりは掛け軸のようになり、これがなかなか好評でしたが、すぐに
畳縁とお気づきになった方も、ひとりやふたりではありませんでした。



ところで最近の畳縁はビニール製が多く絹製はあまりないそうです。
絹製は上品ですが、やはり丈夫さに欠けるとか。
昔から畳の縁を踏むなと教えられてきましたが、なるべく畳の縁を
綺麗に保つ昔の知恵かもしれませんね。
ただ格式ある畳は畳縁に家紋を入れたそうで、畳の縁を踏むことは
失礼にあたるという説が正しいような気がします。

いつの時代でも礼儀はわきまえたいものです。