「聖観音菩薩」を描いてみました。
今回はA3ノビサイズのマット紙に印刷し、ラワンの板に貼ってみました。
戸襖(板襖)のイメージでしたが、いかにも貼った感があって品格が
ありませんでしたので、畳縁を左右の縁に貼ってみました。
仕上がりは掛け軸のようになり、これがなかなか好評でしたが、すぐに
畳縁とお気づきになった方も、ひとりやふたりではありませんでした。
ところで最近の畳縁はビニール製が多く絹製はあまりないそうです。
絹製は上品ですが、やはり丈夫さに欠けるとか。
昔から畳の縁を踏むなと教えられてきましたが、なるべく畳の縁を
綺麗に保つ昔の知恵かもしれませんね。
ただ格式ある畳は畳縁に家紋を入れたそうで、畳の縁を踏むことは
失礼にあたるという説が正しいような気がします。
いつの時代でも礼儀はわきまえたいものです。
0 件のコメント:
コメントを投稿