2019年10月21日月曜日

演劇のこと(本番)


演劇の初日が近づくと稽古にも熱が入ります。
後から振り返ると本番の2,3日前から急激に完成度が上がったような
気がします。台詞と動きは既に俳優の身体に染み込み、後は、
どうやって自己表現するかにかかってきます。

プロの演出家、曰く「あり得ないことを、さもありそうに演じる」
これが演劇の神髄だそうです。
「あり得ないことを、あり得ないように演じる」のは三流の役者という
ことでしょうか。

何とか10月19日、20日と2日間の公演を無事に終了することが
できました。私は進行に合わせた映像を担当しましたが、お客様から
宮沢賢治の世界(今回の演劇のテーマ)感がでていて、とても良かったと
お褒めの言葉を頂戴し、うれしく思います。とても勉強になりました。

2019年10月13日日曜日

台風19号


台風19号により佐野市は甚大な被害が発生しました。
私の家から歩いて10分ぐらいのところに、ニュースで大きく報道
された秋山川の決壊現場があります。

濁流が流れだし、住宅や車は土砂に埋まり現実とは思えない光景を
目の当たりにしました。上空では防災ヘリが停止し救助用のロープを
下しています。組み立て式のボートで避難者を運んでいる姿も見え
ます。

前夜、佐野市全体に避難指示が出されましたが他人事のように
思えて避難はしませんでした。そのうち市内各所の避難所が危険の
ため閉鎖となり別な避難所への指示が出されて、はじめて事の重大
さを知ることになります。

被災された多くの方へ、心よりお見舞い申し上げます。