2013年9月29日日曜日
奈良・京都の旅(12)
天龍寺 精進料理店「篩月(しげつ)」
奈良・京都の旅も今回で最後となりました。
最後は、天龍寺の精進料理。
食「駅弁」に始まり食「精進料理」に終わる旅でした。
全く異なる趣のある奈良と京都・・・
ますます好きになりました
古(いにしえ)のおおらかさの残る奈良
どこまでも洗練され、一方で歴史の緊張感が未だに残る京都
それぞれの寺院や仏様を安置した人々の願いに思いをはせると
とてつもなく広大な歴史の流れが身近に感じられます。
それはきっと時代を超えて現代の人々の願いに通じるものが
あるからだと思います。
四季折々の季節に
皆さんも奈良・京都を訪れてはいかがでしょうか
旅の最後に
食することのありがたさを学びました。
箸袋の内側に書かれていた「食事五観之文」です。
一ツには功の多少を計り彼の来處を量る
二ツには己が徳行の全闕を計って供に應ず
三ツには心を防ぎ過貪等を離るるを宗とす
四ツには正に良薬を事とするは形枯を療ぜんが爲なり
五ツには道業を成ぜんが爲に當に此の食を受くべし
御馳走様でした。
そして今回の旅 すべて 御馳走様でした。
ありがたく頂戴させていただきました。
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