正月から家で過ごす時間が多くなり、朝から夜まで久しぶりに外の光の移ろいを感じています。
朝日が出て輝きを増し、日中の強い光になり、やがて柔らかな夕暮れの光がどこか寂しそうな深みのあるブルーに落ちて行く…
子供の頃は、よく風邪をひいて寝込んでいました。
午前中は、布団の中で教育テレビを見て、午後はうとうと…
三時頃になると小学生が学校から帰ってくる賑やかさが遠くに聞こえ、同級生が給食にでたコッペパンとマーガリンを届けにきてくれます。
障子から柔らかな光とともにゆったりとした時間が伝わって、やがて光が消え冷たさと寂しさが戻ってくる…
そのころになると、熱がまた上がって母親から明日もだめだねと言われた…
ゆったりとした、しかし容赦ない時間の流れを、久しぶりに感じております。
容赦ない時間の流れ…
初日の出の時にいつも感じます。
時間の流れは残酷ですが、時として人を癒してくれます。
今日も一日が過ぎていきます。
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