2018年3月5日月曜日

春が来て


庭の小さな梅の木が満開になり
ミニ水仙の黄色が春の演出をしてくれます

駅から会社へ行く道には
今年も沈丁花が咲き始めました
蕾がいつの間にか大きくなって
2,3輪ぽっと小さな花びらを開かせています


今日、今月いっぱいで会社を退職することを
決めました。39年の会社人生でした

書斎の外では、春には似つかわしくない
しとしと雨が降り始めました




2018年2月25日日曜日

心の闇


パソコンで描けない色があります。
黒色です。

そんなはずはないと反論される方も多いと思います。
光の三原色は赤と緑と青の配分で決まりますから
黒色は赤と緑と青の値が全てゼロで設定できます。

しかしながら印刷したものはパソコンの黒とは違うのです。
この世の中に、そもそも黒色は存在しないのです。

影は黒ではありません。
人間の目に映るもので真っ黒は存在しません。 

存在するとしたら、それはあなたが目をつぶった時です。
目をつぶり、心に蓋をして見ようとしないときにのみ闇は存在します。

目を凝らしてごらんなさい

そこにはきっと何かが見えるはずです。

 

2018年2月24日土曜日

見失ったもの


今年の元日はいつものように三毳山(みかもやま)に登り
初日の出を拝んで参りました。

しかしながら心穏やかに朝日を迎えるまでに、およそ新年
には似つかわしくない重苦しいあきらめの気持ちが支配し、
今年一年の不幸を予感させるできごとが起こりました。

御来光を迎える展望台は富士山や関東平野を一望できる
山の小高い場所にあります。
そろそろ地平線が赤く染まり始め、初日の出の場所が確認
できそうになるとカメラを準備します。
展望台は高さ1mぐらいの石の塀で囲われていますので、
その上にカメラを載せて写り具合を確認していた時に、手が
滑って何とカメラを下に落としてしまったのです。
そこは高さ5mぐらいの山の斜面で下には岩や落ち葉が深く
堆積した場所でした。

慌てて下に降りて木を掴みながら斜面を探しましたが、いくら
探してもありません。
半ばあきらめて、上に戻りもう一度上から目を凝らして探し
ましたがありません。

それでも諦めきれず、もう一度下に降りて探しました。
見つからず、また戻りました。


念のためまた下に降りて落ち葉をかき分けてみましたら、
やっと落ち葉に埋もれたカメラの姿を見つけることができました。
そのときは宝物でも見つけた少年のようでした。

安心して上に戻って確認したところ、今度はバッテリーがない
ことに気づきました。何ということでしょう。これでは写真が
撮れません。がっかりです。
きっと衝撃で外れたのでしょう。

さすがに買うしかないかと諦めようとしましたが、ここまで探し
たのだからと気を取り直して下に降りていきました。


今度も見つからず一度上に戻りましたが、諦めきれず
再び下に降りて、足で落ち葉を踏み固い感触がないか
調べてみることにしました。
木に掴まりながらあちこち探し回りました。

どれぐらいの時間を探したでしょう・・
幸運なことにやっと落ち葉に埋もれたバッテリーを探し当てる
ことができました。たかだか5分か10分ぐらいの時間でしたが
私にはとても長い時間だったような気がします。

上に戻り確認したところ今度はバッテリーの蓋がないことに
気づきました。もういいと思いながらも諦めと希望と意地に
揺れながら、再び下へ降りていきました。

本体が落ちてバウンドしたことを想定し落ちていそうな場所を
あちこち落ち葉をかけ分けたところ、光るものを発見し無事に
蓋を回収しました。

今回は幸運にもカメラ本体がそのまま落下したため、レンズを
痛めることなく今も問題なく撮影できています。


今、冬のオリンピックが開催中です。
日本人の活躍とメダリストのインタビューが連日報道されて
いますが、多くの心打つ言葉に感動します。

4年前のオリンピックに出場できなかった悔しさやメダルを
逃した悔しさをばねに、ひたすらオリンピックを目指し真摯に
自分と向き合ってきた姿は多くの日本人を感動させました。


一度、見失ったものは大きい
でも決して諦めず、自分を信じて希望と意地でただひたすら
見失ったものを探し求めれば、必ず手に入れることができる。
それには冷静な判断と努力が必要なことも教えてくれます。


私がカメラを見失ったことは些細なことかも知れませんが
オリンピック選手の活躍と重ねたときに、とんでもなく深い
ことを教えてくれたような気がします。

2018年2月9日金曜日

ステージの夢


イベントが続いていた頃は、よくステージに立つ夢を見ました。
正確に言うとステージに立つ前の夢ですね。

演劇の主役であったり指揮者であったり役割はいろいろです。
リハーサルで舞台に立つのですがうまく台詞が言えなかったり
思うようにできなかったり何かしら焦っている夢です。


邦楽八景舎のリハーサルで初めてホールの舞台から客席を見た
ときの印象が強烈に残っています。きっと演奏者はこの景色を
見ているのかと思うと何か自分が主役になったようでうれしくなります。

本番では最前列の席で客席に背を向けて座り、映写していましたので
会場の様子はわからないのですが、演奏の途中から客席が静まり返り、
皆さん聴き入っている雰囲気が押し寄せてきました。
緊張感から安堵の気持ちに変化した瞬間でしたが、同時にこの会場が
恐ろしくも思えました。

客席の雰囲気が恐ろしいまでに伝わることに驚きます。
演奏が終了し熱狂的な拍手で迎えられた時の喜びは演奏者にとって
この上ない喜びかもしれませんが、もしその逆だとしたら絶望の淵に
立たされて、逃げるように舞台袖に戻るかと思うと恐ろしくもあり
小さな舞台であっても聴衆の前で演ずることの意味を重く受け止め
身が引き締まります。

2018年1月31日水曜日

邦楽八景舎


日本の伝統音楽である邦楽を八つの景色の中で楽しんでいただこうと
佐野市文化協会に所属する邦楽部門(三味線、箏)とパソコン部門で
コラボユニット「邦楽八景舎」を設立いたしました。

八つの景色とは・・
日本画、洋画、デザイン画、イラスト、詩画、写真、動画、そして
景色のない音楽そのもの。

例えば、邦楽を演奏するステージに音楽に合わせた浮世絵や日本画を
映写します。最近はプロジェクションマッピングが人気ですから、音楽と
映像を組み合わせた演奏会やイベントは数多くありますが、私たちは
音楽の表現する内容まで深く入り込んで音楽と映像を融合させた
独特の世界を創り上げたいと考えています。

長唄は、その時代の言葉で唄われますので何を表現しているのか
ほどんとわからないのですが、映像と組み合わせることでより具体的な
イメージを描くことができます。筝曲もそうですね。

昨年の5月と11月に公演「日本の四季」を行い、今年1月には公演
「新春の調べ」と栃木県文化振興大会のアトラクションに参加して、
好評を得ました。

機会がありましたら、ぜひ聴いていただきたいと思います。

2018年1月2日火曜日

年賀状


会社の現役を離れてから 年賀状の枚数が増えました
パソコンサークルの会員数は年々減少しているのですが
事情があって退会した多くの方から今年も年賀状を
いただきました

私にとって何よりも宝物ですね
とても幸せなことですね

ありがとうございました

今年も多くの方に感謝したいと思います

再生


新年明けましておめでとうございます
皆様にとりまして幸多き年となりますようお祈り申し上げます


この時期の薔薇は葉を落とします
もちろん寒さに備えるためでもありますが もうひとつ重要な
意味があります

病気に感染した葉を落とすことで新芽の感染を防ぐことでも
あります
今年は黒星病が発生し葉の多くに黒い斑点ができて困りました
薬も効かないようでしたので この時期を待つことにしました

今薔薇は休眠の期間中でほどんと葉を落としていますが 
品種によってはまだ葉が残っています
このような葉はあたしい葉の感染を防ぐため強制的に葉を
むしり取ったほうが良いらしいです

葉を落とすことで休眠に入ります
この休眠こそが大きな花を咲かせるのに重要なことなの
です

こうして植物は毎年再生を行って成長していくのですね

私たちも その年に生まれたじくじくとした思いや怒り 悲しみ
他の人から感染した嫌な感情を全て捨て去って1年に1度で
良いですから再生できたらいいですね
自分で捨て去ることができなかったら 他の人にむしり取って
もらえるといいな・・・
神様にそうお願いするのも良いかもしれませんね